NOSはN2Oの噴射口、すなわちN2Oノズルの取り付け位置からの構造が4タイプあります。
基本的にはステージ1がドライシステム。以降、ウェットシステム、ポートシステム、プレートシステムと、よりシビアなセッティングが可能となり、増大するパワーも比例していきます。
※ターボ及びスーパーチャージャーの車両にはウェットシステムをおすすめします。
イラストの通り、スロットルボディの手前にあるインテークパイプに直接N2Oのノズルを取り付けるのがこのシステム。セットアップは最も簡単で、燃料は従来のフュエル・インジェクションから供給される。
ドライシステム同様に、スロットルボディの手前にN2Oノズルを装着するが、こちらは増加分の燃料をN2Oと一緒に同じノズルから強制噴射する方法。
俗にフォガーシステムとも呼ばれるこのシステムは、各シリンダーごとにノズルを装着し、ガソリンとN2Oを噴射する。これはドライシステムに比べて、N2Oとガソリンの混合効率がよく、より大きなパワーが得られるシステムだ。
動画で詳しくドライとウェットの違い、NOSのシステムをご確認下さい。